孝明君帰宅。

2004年8月30日
昨日、私は夜間勤務で朝帰りな日でした。
いつもならくたびれて寝てしまうところを無理やり起きてました。
どうしてでしょうか?
それは、私にTCを勧めた「友人」今では「旦那様」の孝明君が帰ってくるから。

 事の始まりは一通の封書。差出場所はフランスのパリ。差出人は孝明君。
 そこではフランスでの学会の事、フランスの気候や私の体を気遣ってもらっているちょっと嬉しいことがかかれている、極普通の手紙です。
 孝明君は懐古主義、という訳では在りませんがメールや、電話などを使わず、遠出の時はいつも手紙を送ってくるんです。
 今回は書く事が多かったので封書としておくられてきています。
 その封書に入っていた一枚のポラロイドカメラの写真。
 その内容は孝明君が美人、グラマー、かっこいいフランス人女性の腰に手を回してお酒を煽っているというもの。
「・・・ぷち」<何かが切れる音。
 ええ、私はちびっこですよ!胸ないし!童顔だし!新聞の勧誘員さんが来たら、「お父さんか、お母さんいるかなー?」とか言われるし!!!!

 手紙の後ろに一言。
「奥さん、これどーよ? by s原 t紀」
 sさんは孝明君の同僚さん。気さくで明るく楽しい人です。
 ちょっと嫉妬。
 その後、孝明君を信用してなかった自分にちょっとゲンメツ・・・。

 台風の影響でダイヤが乱れていたらしく、29日お昼に帰ってくるはずの孝明君は夕方になって帰ってきました。
 もう、目はまっかっか。頭もぼんやりして机の上でうつらうつらとしてました。

「てでぇま〜」<ただいまの意
「おかえりーん」
 いろいろなものと体力的な問題で元気の無い挨拶。
 帰ってきたのは夕方に差し掛かった4:30分。
 孝明君は旅行カバンを書斎に放り込むとお茶を一杯。
「良し、くたびれたので寝るのだ」
 そのままバタンきゅー。
 何か、聞くタイミングを逸した気分です・・・。
 私も孝明君に釣られてダウン。私何のために起きてたんでしょうね・・・。

 一時間ほど寝た後、直ぐに晩の買い物へ。孝明君は飛行機で疲れてるでしょうし、アッサリ系の和食を準備してあげよう!そんなキモチで出かける前に孝明君がいない事が判明。ますます毒気を抜かれるというか。
 近くのスーパーは午後24時まで開いているという便利さ。
 そしていざ買い物へLet’s go〜。
 夕食の時に写真のことをたっぷり問い詰めてやろう、と意を決し、出陣!スーパーへ行く途中、買い物袋を下げた孝明君に代一種接近遭遇。
「なにしてん?」
「あたしが聞きたいんですけどー・・・」
「俺は買い物の帰り」
「あたしは買い物に行く途中」
「いや、遥、目真っ赤で起きて見たいやしさ。だったらこの俺様がフランス仕込みの本格フレンチを作ってやろうかと」
 どうやら話しているうちに、私のシフト表をみて無理に起きていたのがバレていたらしく、私を寝かしつけるために寝たふりしていたそうです。
「ほれ、帰るぞ」
「あ、はーい」
 そんなちょっと嬉しい日没前の一時。

 夕食のメニューはスズキのソテー。夏野菜のジュレ。アオリイカとマッシュルーム、フィッシュフレンチソースのサラダ和え。
 思い出しました。
 この人、私より料理得意だったはず・・・。
 ちょっと、しょんぼり。
 いつも、私の料理をおいしいって食べてくれてるのに
 自分で作った方が絶対おいしいはずなのに。
 ますます、しょぼぼーーん。
 でもおいしかった!
 おいしいのはともかく、フランスで料理を学びに行ったわけではないでしょう?孝明君。
 ちょっと幸せな夜の一時。

 夕食中に聞いたんですが、あのフランス人の女性はフランスでお世話になたった大学教授の助手さんで日本語上手だったから、だそうです。
 得になんでもないこともs君がちゃんと説明してくれました。
 ま、孝明君がいろいろとイジわるな所は今も昔も変わりません。

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